熊野神社式年大祭首のり(泊里漁港)




平成25年4月5日 岩手県指定無形民俗文化財指定
門中組虎舞は末崎町中森の熊野神社式年大祭、全国虎舞フェスティバル、大船渡市郷土芸能まつり、
三陸・大船渡夏祭り(かがり火幻想夜)等に出演し迫力ある虎舞を披露しております。


団体名 門中組振興会
発足 昭和30年1月6日(団体名の改名日)
伝承地 岩手県大船渡市末崎町門之浜・中井両地区
伝承館 岩手県大船渡市末崎町字小中井73-13


由来
鎌倉時代、末崎の泊里浜(とまりはま)に神輿、祭器、仏体などを載せた一隻の船が 楽音賑々しく漂着した。
地元の人々は不思議なことだと大いに驚きあやしんだのであったが、後で船に積まれてあった祭器や神体を泊里地域に祭った。
これが現在の 熊野神社であるという。
熊野神社には数々の宝物があるが、その一つに獅子頭があり、祭典にはこれをもって獅子舞を奉納すれば、悪魔を払い、五穀豊穣、大漁の霊験あらたかなるものありという事から、門之浜・中井両地域の氏子達によって名 も「虎舞」として、現在に引き継がれております。
昭和29年10月に行われた第1回「大船渡市郷土芸能祭」に出演して好評を博し、平成3年山形県で行われた「北海道・ 東北ブロック民俗芸能大会」、平成10年「北上みちのく芸能まつり」、平成23年11月「静岡県民俗芸能フェスティバル」、平成24年7月「岩手県民俗芸能大会」、 その他数々の公演を現在各地で行っております。



演目
門中組虎舞は明治年間、中井地区に在住だった佐々木寅五郎氏によって従来の踊りを改め振り付けしたのが、道中囃子地踊り腰のり首のりさがりは、と5つの踊りに分かれておりアクロバット的な虎舞として現在に伝えられております。
その振り付けの中で「道中囃子」は、奪いたって神前に進むさまを現し、「地踊り」は、虎が獲物を求めて左右に首を振りながら驀進するさまを現し、「腰のり」は、遥か彼方に獲物を見つけ奮然として藪越えするさまを現し、「首のり」は、獲物を追い猛り狂った虎が岩山に立ち上がり狂乱するさまを現し、「さがりは」は、四方をにらみながら勇姿を鼓舞するさまを現しており見ていても迫力が充分伝わって来る虎舞です。



大船渡市末崎町中森 熊野神社
 
花巻市郷土芸能フェスティバル(腰のり)
 
気仙郷土芸能まつり(首のり)
 
腰のり(碁石)
 
首のり(碁石)
 
腰のり(伝承館)
 
腰のり(碁石海岸観光まつり)
 
首のり(碁石海岸観光まつり)
 
2010三陸・大船渡夏まつり「かがり火幻想夜」
 
2010 飛鳥II 全体写真
 
飛鳥II 船内ギャラクシーラウンジにて1
 
飛鳥II 船内ギャラクシーラウンジにて2
 
飛鳥II 船内ギャラクシーラウンジにて3
 
飛鳥II 船内ギャラクシーラウンジにて4
 
第12回気仙郷土芸能まつり
 



動画

inserted by FC2 system